水のコラム
台風後も雨が続く理由は?注意したい水まわりのトラブル【水道職人:公式】

台風が通過して風が弱まったあとも、雨が降り続くことがあります。
空が明るくなっても油断は禁物です。
湿った空気や前線の影響で再び雨が強まれば、道路の冠水や排水の逆流に注意が必要です。
大雨が降った地域では、台風通過後も地中に多くの水分が残っています。
側溝や雨水マスに土砂や落ち葉がたまっていると、通過後の雨でも冠水しやすくなります。
この記事では、台風後に雨が続く理由と、注意したい水まわりのトラブル、雨が強まる前にできる対策を解説します。
台風後も雨が降る理由

台風の中心が離れても、周辺の気象状況がすぐに落ち着くとは限りません。
台風が運んだ湿った空気や前線の影響により、通過後も雨雲が発達することがあります。
湿った空気が流れ込んでいる
台風の周辺には、海上から運ばれた暖かく湿った空気があります。
台風本体が離れたあとも湿った空気が流れ込み続けると、大気の状態が不安定になり、雨雲が発生しやすくなるのです。
前線が活発になっている
台風の近くに前線がある場合、湿った空気が前線へ流れ込み、雨が強まることがあります。
台風から離れた地域でも大雨になる可能性があるため、進路だけでなく、雨雲の動きや気象情報も確認することが大切です。
台風後の雨で起こりやすいトラブル

台風中に降った雨によって、地面や側溝、排水管は多くの水を受けています。
その状態で雨が続くと、少量の雨でも排水が追いつかなくなることがあるのです。
道路や敷地が冠水する
側溝や雨水マスに落ち葉、泥、枝などがたまると、雨水が流れにくくなります。
敷地内に水がたまっているときは、排水口へ近づかないでください。
水が引いたあと、足元と排水口の位置を確認してから、排水口をふさいでいるゴミを取り除きましょう。
流れの速い水や深くたまった水には近づかないでください。
排水口から水や空気が上がる
大雨で下水管の流れが悪くなると、汚水管内の空気が押し出され、トイレや浴室、洗濯機まわりの排水口からゴボゴボと音がします。
ゴボゴボ音だけで、水が逆流しているとは判断できません。
排水が流れにくい、水位が上がる、水が押し戻されるといった症状がある場合は、トイレや浴室、洗濯機などの使用を一時的に控えてください。
地盤が緩んでいる
台風による大雨のあとも雨が続くと、地面に含まれる水分が増えます。
傾斜地や崖、擁壁(ようへき)の近くでは、地面のひび割れ、新たな湧き水、土の盛り上がりなどの変化に注意してください。
異変を見つけた場合は、避難情報を待たずに斜面から離れ、安全な場所へ移動してください。
安全を確保したあと、自治体へ連絡しましょう。
関連記事:排水溝に物を落とした?物を落としたときの対応方法について解説
雨が強まる前にできる対策

台風が通過した直後は、周囲の安全を確認してから水まわりや排水設備を点検しましょう。
再び雨が降る前に、水の通り道を確保しておくことが重要です。
- 敷地内の側溝や雨水マスを確認し、水が流れていないときに落ち葉やゴミを取り除く
- ベランダやバルコニーの排水口を確認する
- 屋外の排水口へ泥や砂を流し込まない
- トイレや排水口から異音がしないか確認する
- 浸水しやすい場所から荷物や電化製品を移動する
- 停電や断水に備えて飲料水と生活用水を確保する
詰まりを解消しようとして、大量の水を流すのは控えてください。
排水管の奥で水が滞留している場合、逆流や水漏れを悪化させる恐れがあります。
関連記事:排水管の洗浄方法は?マメな掃除でつまりを予防
台風後の雨に関するQ&A

台風後の雨に関する疑問にお答えします。
Q1.雨が止んだあとに井戸水を使用しても大丈夫ですか?
大雨で井戸や周辺が浸水した場合は、見た目やニオイに異常がなくても、飲用や調理には使用しないでください。
井戸と設備を点検し、水質検査で安全を確認してから飲用を再開しましょう。
Q2.蛇口から濁った水が出た場合はどうしたらよいですか?
断水や水道工事などの影響で、一時的に水が濁ることがあります。
自治体や水道事業者の案内を確認し、濁りがある間は飲用や調理に使用しないでください。
案内がない場合や濁りが続く場合は、自治体や水道事業者へ問い合わせましょう。
Q3.雨水を掃除や洗車に使用できますか?
ためた雨水には、屋根や容器に付着していた汚れが混ざっています。
飲用や調理には使用せず、散水、屋外の清掃、洗車などの非飲用用途に限って使用してください。
また、雨水に触れたあとは、石けんで手を洗いましょう。
雨が続くときは排水の変化を見逃さない

台風後は、湿った空気や前線の影響によって雨が続くことがあります。
すでに地面や排水設備へ多くの水が流れ込んでいるため、冠水や逆流、排水不良に注意が必要です。
台風後にご自宅の排水口から水があふれる、異音が続く、雨が止んでも流れが戻らない場合は、「かがわ水道職人」へご相談ください。
状況に応じて排水口や排水管を確認し、水まわりのトラブルに対応します。
※本記事でご紹介している方法は、一般的な対処法の例です。
作業を行う際は、ご自身の状況や設備を確認のうえ、無理のない範囲で行ってください。
記事内容を参考に作業を行った結果生じた不具合やトラブルについては、当社では責任を負いかねます。
少しでも不安がある場合や、作業に自信がない場合は、無理をせず専門業者へ相談することをおすすめします。













