水のコラム

ディスポーザーは後片付けの最強ツール!具体的な使い方も解説

2022年04月25日  キッチンのお掃除


手軽に清潔に生ごみの処理ができると話題のディスポーザー。

最近では日本でも設置している家が増えてきましたが、実際にどのようなアイテムなのか疑問に感じている方も多いでしょう。

そこで今回は、ディスポーザーについて詳しくご紹介していきます。
使用する際の注意ポイントもご紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。

ディスポーザーの基本的な構造

まずはディスポーザーの基本的な構造について見ていきましょう。
シンクの下のスペースに生ごみを入れていきます。

水を流し、蓋をしてスイッチを入れます。
スイッチを入れたら中にある粉砕刃が回るので、生ごみを細かく処理してくれます。

水を流しながら粉砕処理していくので、細かく砕かれた生ごみは水と一緒に流れていくのです。

構造だけを聞くとあまり良いイメージを持たない方も多いかもしれません。しかし、ディスポーザーはただ生ごみを水と一緒に流しているわけではないのです。

下水に流れ着く前に排水処理槽で浄化処理を行っています。そして生ごみをしっかり取り除いた後に排水する構造になっているので、環境が汚染される心配はありませんよ。

ディスポーザーを使って後片付けを楽にしよう!

アメリカでは一般家庭でも多く設置されているディスポーザー。
現在では日本でも多くの家庭がディスポーザーを設置するようになりました。

次にディスポーザーの使い方について詳しく解説していきますね。ちなみにディスポーザーには連続投入方式とパッチフィールド式の2つの種類があります。

連続投入方式はスイッチを押すことで処理機能が働くものです。

パッチフィールド式は止水栓の蓋がスイッチになる仕組みとなっています。種類によって使い方が異なるので、それぞれ分けて説明していきますね。

まずは連続投入方式からです。

連続投入方式を使う際は、まず水道水を流します。この時お湯を流すのは避けてください。

水を出す量は水しぶきが少し出る程度です。次に生ごみを入れる前に、スイッチを入れます。
スイッチを入れたら生ごみを投入し、処理刃で細かく粉砕されるのを待ちましょう。

生ごみが処理されたらスイッチを切って、水を止めます。
連続投入方式の使い方は以上です。

難しい方法は何もないので、使いやすいのが特徴です。次にパッチフィールド式の使い方をご紹介していきます。

パッチフィールド式の特徴は、まず初めに生ごみを投入することです。ただ、生ごみを入れすぎて処理室にため込みすぎないようにしましょう。

生ごみを溜めすぎると悪臭が発生する可能性がありますし、スムーズに処理できない場合があります。ため込むのではなく、定期的に処理することが大切です。

ある程度生ごみがたまったら、水道水を流していきます。連続投入式と同じくお湯を流すのは避けてください。

水を流したら蓋スイッチを決まった位置に合わせて、運転を開始させます。生ごみが粉砕されるのが完了したら、スイッチを切って水を止めましょう。

パッチフィールド式も使い方はいたって簡単です。ただ、連続投入式と使う順序が違うので、間違わないように注意してくださいね。

ディスポーザーを使う時に注意するポイント

生ごみを手軽に処理してくれて、環境にも優しいのがメリットのディスポーザー。
しかし、使う際はいくつか注意しなければいけないポイントがあります。

使い方を間違うと故障してしまう可能性もあるので、注意点をしっかり理解しておかなければいけません。ちなみに故障した際の修理費は10万円以上がかかる場合もあります。

余計な費用が発生しないように、以下の注意点を覚えておいてください。
■すべての生ごみに対応しているわけではない
ディスポーザーはすべての生ごみに対応しているわけではありません。

性能が優れているといっても、すべての食材を細かく切り刻むことができないのです。

ディスポーザーが対応しにくいのは繊維質の生ごみです。塊の生ごみを切り刻むのは得意なのですが、繊維質の食材には弱い傾向にあります。

玉ねぎの皮やとうもろこしのひげなどを処理室に入れると故障の原因にもなるので、ある程度自分で細くしてから入れることが大切です。

また、塩素系洗剤と熱湯にも弱い特徴があります。一般的な食器用洗剤であれば問題はないのですが、塩素系の洗剤を水と一緒に流すと金属が腐食してしまう可能性があるのです。

刺激が強ければ穴や傷ができてしまうかもしれません。塩素系洗剤を使う際は、ディスポーザーを使用しないようにしましょう。

さらに、ディスポーザーの素材はプラスチックでできていることが多いです。熱湯をそのまま流してしまうとプラスチックの素材が傷んで、変形してしまう可能性があります。

傷んだ部分から水漏れを引き起こす危険性もあるので、熱湯を流さないように注意してください。

ディスポーザーや排水管を修理するとなると大きな費用が必要になるので、注意したいところです。

■水をしっかり流す
使用する際は、水をしっかり流すようにしましょう。

生ごみを粉砕して下水に流す際は水がなければ流れていきません。

水がしっかり流れていなかったり、水の量が少なかったりすると、ディスポーザーがうまく作動しないことがあるのです。使用している間は十分に水を流すようにしましょう。

ただ、ディスポーザーにはいくつかの種類があるのですが自動給水装置が付いているものなら、水を流さなくても大丈夫です。

自動的に適量の水を流してくれるので、とても便利ですよ。

■処理が終わるまで待つ
使用する際は、処理が終わるまで待つようにしましょう。

中のゴミがしっかり切り刻まれてなくなったとしても、自動で止まるまでは電源は切らないでください。処理し終わった後も排水菅に粉砕したゴミを流さなければいけないからです。

処理が完全に終わりきる前にスイッチを切ると、排水管にゴミが溜まって悪臭を発生させる原因にもなります。機械が腐食する危険性もあるので、勝手に電源は切らないようにしましょう。

ディスポーザーの後付けは可能?

ディスポーザーはとても便利なので、設置を検討している方も多いでしょう。
ここで気になるのが、後付けはできるのかどうかということです。

一戸建てであれば後付けは基本的には問題ありませんが、集合住宅の場合は後付けできない可能性があります。

ディスポーザーを後付けするためには、いくつかの条件があります。

・自治体で許可されているかどうか、
・賃貸物件の規約で設置が許可されているか
・シンクの下に設置できるスペースがあるか
・専用の排水処理システムがあるかどうかです。

条件に沿っていないと設置するためのリフォームが必要になったり、設置が許可されなかったりする場合があります。設置を検討している方は、まず条件に合っているかを確認してみてください。

まとめ

今回は生ごみの処理が手軽になるディスポーザーについてまとめていきました。

ディスポーザーには連続投入方式とパッチフィールド式の2種類があります。種類によって使い方が違うので、使用を始める前に確認しておくことが大切です。

ただ、使用する際にはいくつかの注意点があります。

安全に利用するためにも、長持ちさせるためにも、注意点をしっかり把握した上で使うようにしましょう。

ディスポーザーは生ごみを環境に優しく処理できるので、とても便利ですよ。ぜひ設置を検討してみてはいかがでしょうか?

かがわ水道職人 0120-492-315

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