水のコラム

水漏れの原因を見極める方法は?すぐにできる対処法も紹介【水道職人:公式】

2025年07月28日  水漏れトラブル


トイレやキッチンなどの水まわりからの水漏れは、住まいの快適さを損なうだけでなく、建物の寿命を縮める恐れがあります。
水が漏れ続けると、家の基礎部分や床下にまで浸透し、長期的には大規模な修繕が必要となる場合もあります。
 
水漏れの被害を拡大させないためには、早期発見と適切な対処が肝心です。
 
今回は、水漏れが発生しやすい箇所や確認方法、実際にできる応急対処、水まわりを守るためのポイントをお伝えします。
 

水漏れが起こりやすい場所を知る


水漏れが起きる場所は、主に水の供給や排出を繰り返す場所です。
 

キッチンの場合

キッチンでは、シンク下の排水トラップや給水ホースの接続部が緩んだり、ゴムパッキンが劣化したりすることがあります。
長年の使用により接合部が微細に動き続け、小さな隙間ができてしまうのです。
 

浴室の場合

浴室では、床下に張り巡らされた給水管やシャワーのホースに劣化が見られることがあります。
浴室は常に湿度が高いため、配管の金属部分にサビが出やすく、そこからわずかに漏れるケースがあり得るのです。
 

トイレの場合

トイレでは、タンクと便器の接合部からの水漏れや、ウォシュレットの損傷、タンク内部の部品の不具合が多く見受けられます。
タンク内部の部品は連動して動くように設計されているため、一つでも不具合を起こすと、水漏れしてしまうことがあるのです。
 

洗濯機の場合

洗濯機の給水栓や排水ホースの接続部も、使用回数が多いほど摩耗や劣化が進みます。
洗濯機は生活の中で頻繁に水を使用するため、トラブルの発生率が高いと言えるでしょう。
 

水漏れのサインを見逃さない


水漏れの兆候は、意外に分かりやすいものもありますが、見落とされやすいものもあります。
 
例えば、普段は乾いているはずの床に湿り気が続く状態が見られたり、床材がふやけている場合があります。
この状態を発見すると、水が漏れている可能性を考える方が多くいらっしゃるのではないでしょうか。
 
また、キャビネット内部に手を入れてみると、冷たい湿り気を感じることもあります。
この状態を発見すると、気温が低いからと考えたり、外気温との温度差で結露が起こっていると考えたりする方がいらっしゃると思います。
 
このように、水漏れの兆候は分かりやすいケースと見落としやすいケースがあるのです。
 
他にも水漏れの兆候はあり、小さな水滴が配管のつなぎ目に付着している場合も、注意が必要です。
 
さらに、トイレであれば普段と違う水音がしたり、水洗していないのにチョロチョロと水が流れる音がする場合は、内部で漏れている証拠です。
 
浴室であれば、排水口付近に白い水垢が広がっている場合や、壁際にカビが帯状に生えている場合も、水漏れの可能性が考えられる症状です。
 
水漏れは、突然大きな水たまりを作るだけではなく、こうした小さなサインから始まります。
 

水漏れを特定する基本的な方法


水漏れしているかどうかを特定するためには、家全体の水を一度止めて、水道メーターを確認することが基本です。
家中で水を使用していないのに、水道メーターのパイロットが回り続けているなら、どこかで水が漏れています。
 
なお、水漏れの有無は、日常的な点検で確認しておくことをおすすめします。
 
キッチンでは、配管や蛇口の裏側をライトで照らしながら、じっくり観察しましょう。
給排水管の下に新聞紙を敷いておくと、水漏れしている場合は数時間後に濡れた跡が確認できます。
 
浴室では、シャワーホースの根元を触ってみて、水分がつくかを確かめます。
 
トイレでは、タンクの裏側や底面に手を回し、表面がいつもより冷たく湿っていないか確かめましょう。
また、床や壁に設置されている給排水管も忘れずに見てください。
この給排水管は、冬場は凍結と膨張によるひび割れが生じやすい場所です。
 
家の中にある水まわり設備は屋内にあるから大丈夫だと油断せず、このような簡易確認を定期的に行うだけで、大きな水漏れトラブルを未然に防げます。
 

水漏れを発見したときの応急処置


水漏れを発見したら、すぐに水道の元栓や止水栓を閉めて被害拡大を防ぎます。
 

水道の元栓を閉める

水道の元栓は、戸建て住宅の場合には、屋外のメーターボックス内にあることがほとんどです。
集合住宅の場合は、玄関ドアの隣にある、パイプスペースやパイプシャフトと呼ばれる空間にあります。
 
基本的には素手で回せますが、固着していて動かないケースもあるでしょう。
動かないからと力任せに閉めようとしてしまうと、水道の元栓を壊してしまう可能性があるため、注意が必要です。
水道の元栓を回せないときは、最寄りの水道局に相談しましょう。
 
なお、水道の元栓を閉めて給水を止めると、家中の水が使用できなくなる点にご留意ください。
 

止水栓を閉める

止水栓は、基本的には水まわり設備のすぐ近くに配置されていることがほとんどです。
蛇口の下や、蛇口付近の壁・床を確認してみてください。
 
止水栓の中には素手で回せるタイプもありますが、ドライバーやモンキーレンチを使用して回すタイプもあるので、止水栓のタイプに合わせて回すための道具を準備しましょう。
マイナスドライバーがないときは、100円や500円などの大きくて厚みがあるコインで代用可能です。
 
止水栓も水道の元栓と同様に、固着して回せないことがあります。
力任せに回すと止水栓が破損し、止水栓の交換も必要になってしまうため、無理はせずにかがわ水道職人などの水道修理業者に相談してください。
 
止水栓を閉めると、止水栓がつながっている蛇口からの給水を止められ、その他の蛇口では水を使用できます。
 

水気を拭き取る

給水を止めた後は、漏れている箇所をタオルなどで拭き、水漏れ補修テープやビニールテープなどで一時的に巻いて、配管の内部に残っている水が漏れることを抑えます。
 
濡れた場所にはタオルや雑巾を敷き、床材や家具への被害を抑えましょう。
 
とめどなく漏れてくる場合には、バケツやボウルを置いて、水を受ける方法も有効です。
 
これらの応急処置を施した後は、早急にかがわ水道職人などの水道修理業者へ連絡してください。
応急処置のまま放置してしまうと、水漏れが悪化し、被害が拡大する恐れがあります。
 

水漏れを放置した場合のリスク


水漏れを放置すると、さまざまな問題が広がります。
 
水漏れは水まわり設備だけのトラブルだと思われがちですが、床下に水が浸透すると、シロアリを呼び寄せる原因となり、木材の強度が低下してしまうのです。
また、壁紙や床材が膨れ上がり、美観を損なうだけではなくカビの発生などによる、健康被害も起こりやすくなります。
 
カビが発生するとアレルギー症状を引き起こすことがあり、お子様や高齢者にとって深刻な影響を及ぼすこともあり得るでしょう。
 
さらに、電気機器の近くで水漏れが起きると、漏電のリスクが高まり、火災に至る可能性もあります。
 
こうした被害は、水漏れの規模が小さな水滴程度の段階であれば簡単な部品交換で済んだはずが、規模が大きくなってしまい数十万円以上の修繕へと発展することもあります。
修繕費や健康被害を抑えるためにも、水漏れは早期に対処することが重要です。
 

水漏れはかがわ水道職人にお任せください!


水まわり設備は一見するとシンプルですが、内部構造は複雑で、専門知識がないと根本原因の特定が難しいことが間々あります。
私たちかがわ水道職人は、長年の経験と確かな技術で、最適な修繕方法をご提案いたします。
 
水漏れを直し再発を防ぐためには、配管や設備まわりの状態を踏まえた上で部品交換・本体交換などの施工を行うことが重要です。
配管や設備まわりの状態を気にせずに施工してしまうと、施工した部分が損傷し、水漏れが再発してしまうことがあるのです。
 
暮らしの中で水まわりを快適に使用できることは、衛生面だけではなく、心の安心にもつながります。
かがわ水道職人はお客様の安心を守るために、お客様のお話を真摯にお伺いし、現場の状況をしっかりと調査し、最善の提案を行います!
 
水漏れなど水まわりのトラブルでお困りの際は、かがわ水道職人にお気軽にご相談くださいませ。
 

暮らしを守るためのポイント


水漏れは、ある日突然起こるトラブルではなく、日々の小さな変化の積み重ねから起こります。
普段の掃除や片付けの際に、配管や接続部を目視で確認する習慣をつけるだけでも、予防につながるでしょう。
 
例えば、キッチンのシンク下を掃除する際に、ホースやパッキン部分を触り、水気やひび割れを確認します。
洗濯機の給水ホースは、月に一度は軽く動かし、接続が緩んでいないかを確認します。
トイレタンクの裏側は、年に数回でも手を入れて湿り気を確認しておくと安心です。
 
こうした習慣が水漏れ予防につながり、結果として家や家計を守ることになるのです。
水まわりを大切に管理することは、快適な暮らしを守るための基本です。
 
なお、万が一の際は、専門知識を持つかがわ水道職人がお手伝いいたしますので、お気軽にご連絡ください。
お客様の水まわりを長く良好な状態に保つために、かがわ水道職人は尽力いたします。

かがわ水道職人 0120-492-315

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