水のコラム

洗濯機の水漏れを発見!今すぐできる対処法とは?

2025年09月25日  洗濯機のトラブル

朝の洗濯中に床が水浸しになっていたり、洗濯機の下から水が染み出していたりする光景を目にすると、誰もが慌ててしまうものです。洗濯機の水漏れは突然発生することが多く、そのまま放置すると床材の腐食やカビの発生、さらにはマンションでは階下への漏水という深刻な事態を引き起こす可能性があります。

本記事では、水漏れの原因から応急処置の方法、そして自分で対処できる範囲と専門業者に依頼すべきケースまで、実践的な対処法を詳しく解説します。

洗濯機から水漏れが起きる3つの場所とその原因

洗濯機の水漏れは発生箇所によって原因が異なり、それぞれに適切な対処法があります。まずは冷静に漏水箇所を確認することが、被害を最小限に抑える第一歩となります。水漏れの大半は給水・排水系統のトラブルが原因ですが、洗濯機本体の不具合によるものも多くあります。

蛇口や給水ホースから水が漏れているとき

洗濯機への給水部分である蛇口周辺や給水ホースは、最も水漏れが発生しやすい箇所です。蛇口のハンドル根元から水が滴っていたり、ホースと蛇口の接続部分から水が染み出していたりする場合、その多くはパッキンの劣化が原因となっています。

パッキンはゴム製のため、一般的に5年から7年程度で硬化や亀裂が生じ始めます。また、洗濯機の振動によってホース接続部のナットが徐々に緩むことも水漏れの要因となります。

特に注意すべきは、洗濯機を使用していない時にも蛇口を開けたままにしている場合です。常に水圧がかかっている状態では、接続部の劣化が早まり、ある日突然大量の水漏れが発生する危険性があります。

排水ホースや排水口まわりから水があふれているとき

洗濯機から排出される汚れた水が流れる排水ホースや排水口も、水漏れトラブルの多発地帯です。排水ホースが排水口から外れかけていたり、ホース自体に亀裂が入っていたりすると、洗濯や脱水時に大量の水が床にあふれ出します。

排水ホースは樹脂製で、洗濯機の振動や重みで押しつぶされることで劣化が進みます。一般的な寿命は2年から3年程度で、長くても5年を目安に交換が推奨されています。

また、排水口のつまりも深刻な水漏れの原因となります。糸くずや洗剤カス、髪の毛などが蓄積すると、水の流れが悪くなり、洗濯機から排出される水が逆流してあふれ出すことがあります。特にL字型の継手部分はつまりやすく、定期的な清掃が欠かせません。

洗濯機の底や扉から水が染み出しているとき

洗濯機本体からの水漏れは、気づきにくい上に原因の特定が困難なケースが多くなります。洗濯槽内部の糸くずフィルターがつまっていると、排水がスムーズに行われず、水が本体の隙間から漏れ出すことがあります。

全自動洗濯機では給水弁や内部ホースの劣化、ドラム式洗濯機ではドアパッキンの劣化による隙間からの漏水が代表的な症状です。これらの部品は経年劣化により、購入から7年から10年程度で交換時期を迎えることが多いとされています。

本体内部からの水漏れは、単なる水のトラブルにとどまらず、電気系統への影響も懸念されます。基盤やモーターに水がかかると、ショートによる故障や最悪の場合は火災の危険性もあるため、早急な対応が必要となります。

今すぐできる!洗濯機の水漏れを止める5つのステップ

水漏れを発見したら、被害を最小限に抑えるために迅速な対応が求められます。以下の5つのステップを順番に実施することで、安全かつ効果的に応急処置を行うことができます。慌てずに一つずつ確実に進めていくことが、二次被害を防ぐ鍵となります。

1.電源を切って水道の蛇口を閉める

水漏れを発見したら、最初に行うべきは安全の確保です。洗濯機が運転中の場合は即座に停止ボタンを押し、電源をオフにします。その後、濡れていない乾いた手でコンセントからプラグを抜きます。

次に、壁に設置されている洗濯機用の蛇口を時計回りに回して完全に閉めます。これにより新たな水の供給を止めることができます。もし蛇口が固くて回らない場合は、無理に力を加えず、家全体の水道元栓を工具で締めることも検討します。

床が広範囲に濡れている場合は、洗濯機以外の電気製品のプラグも抜いておくと、感電事故を防ぐことができます。特に延長コードや電源タップが水に浸かっている可能性がある場合は、ブレーカーを落としてから対処するのが安全です。

2.タオルで水を拭き取って漏れている場所を探す

安全を確保したら、次は漏水箇所の特定作業に入ります。まず床にこぼれた水をタオルや雑巾で拭き取り、新たに水が出てくる場所を観察します。

洗濯機本体、蛇口周辺、給水ホース、排水ホース、排水口の順番で、目視と手触りで確認していきます。ホースは全体を乾いた手でなぞるように触り、湿っている箇所や水滴がついている部分を探します。

水の流れた跡を辿ることで、漏水源を特定できることもあります。壁際に水の跡がある場合は給水系統、洗濯機の下から広がっている場合は排水系統や本体からの水漏れの可能性が高くなります。原因箇所が特定できない場合は、無理に分解せず、この段階で専門業者への相談を検討することも重要です。

3.防水テープで漏れている部分を巻いて応急処置

漏水箇所が判明したら、適切な方法で応急処置を施します。ホースの亀裂や接続部からの漏れには、自己融着テープや防水テープが効果的です。

まず漏れている部分の水分を完全に拭き取り、乾燥させます。その後、テープを強く引っ張りながら、漏れている箇所を中心に前後5センチメートル程度を含めて、隙間なく5周ほど重ね巻きします。接続部のナットが緩んでいる場合は、モンキーレンチで軽く増し締めしてからテープを巻きます。

ただし、この処置はあくまで一時的な応急措置です。水圧によって再び漏れ出す可能性があるため、できるだけ早期に部品交換や本格的な修理を行う必要があります。

4.水を少しだけ流して止まったか確認する

応急処置が完了したら、水漏れが本当に止まったかを確認します。蛇口をゆっくりと少しだけ開き、処置した箇所から水が漏れていないかを観察します。

いきなり全開にすると、水圧で応急処置が外れる危険があるため、最初は細い水流で様子を見ます。数分間観察して問題がなければ、徐々に水量を増やしていきます。

もし再び水が漏れ始めた場合は、すぐに蛇口を閉めて処置をやり直します。それでも改善しない場合は、応急処置の限界と判断し、次のステップに進みます。

5.完全に直らなければ業者に連絡する

応急処置で水漏れが止まらない場合や、原因が本体内部にある場合は、無理をせず専門業者に連絡します。特に電気系統に水がかかっている可能性がある場合は、安全を最優先に考え、早急にプロの診断を受けることが重要です。

メーカーの保証期間内であれば、メーカーのサービスセンターに連絡するのが確実です。保証期間を過ぎている場合や、緊急対応が必要な場合は、地域の水道修理業者に相談します。

業者に連絡する際は、洗濯機のメーカーと型番、購入時期、水漏れの状況を詳しく伝えると、スムーズな対応が期待できます。また、賃貸物件の場合は、まず管理会社や大家に連絡することを忘れずに行います。

香川県内で修理部品が買える大型ホームセンター5選

水漏れの応急処置や簡単な修理に必要な部品は、ホームセンターで入手できます。香川県内には品揃え豊富な大型店舗が複数あり、早朝から営業している店舗もあるため、緊急時にも対応可能です。

西村ジョイ Sメガホームセンター屋島店

住所:香川県高松市屋島西町2105-8

営業時間:資材館 月~土7:00~19:30 日8:00~19:30

四国最大級の売り場面積を誇り、100円ショップやスーパーマーケットも併設。早朝7時から営業しているため、出勤前の買い物にも便利です。

DCM川島店

住所:香川県高松市川島東町504番地

営業時間:9:00~20:00

プラモデルやホビー用品も充実しており、工具や工作材料の品揃えが豊富。DIY派にも人気の店舗です。

コメリパワー坂出店

住所:香川県坂出市入船町2-1-7

営業時間:月~土7:30~20:00、日9:00~20:00

農業資材やニッチな商品も取り扱い、スタッフの対応も親切と評判。専門的な部品探しにも相談しやすい雰囲気です。

コーナン綾川店

住所:香川県綾歌郡綾川町萱原539番地2

営業時間:平日 8:00~20:00、日曜 9:00~20:00

県内トップクラスの品揃えで、価格設定も比較的リーズナブル。広大な駐車場を完備し、大型資材の積み込みも容易です。

西村ジョイ観音寺店

住所:香川県観音寺市坂本町6丁目3-22

営業時間:9:00~19:30

ボルトやナットなどの細かい部品もバラ売りで購入可能。価格も良心的で、水漏れ修理用の小さな部品調達に最適です。

自分で直せる水漏れと業者に頼むべき水漏れの見分け方

水漏れトラブルに直面したとき、自分で対処できる範囲を正しく見極めることが、安全で経済的な解決につながります。無理な自己修理は事態を悪化させるだけでなく、感電や火災のリスクも伴うため、適切な判断が求められます。

ホースの接続が緩んでいるだけなら自分で締め直せる

給水ホースや排水ホースの接続部分が緩んでいるだけの場合は、工具を使って締め直すことで解決できることがあります。モンキーレンチやプライヤーを使い、ナット部分を時計回りに回して適度に締めます。

パッキンの交換も比較的簡単な作業です。ホームセンターで同じサイズのパッキンを購入し、古いものと交換するだけで水漏れが改善することがあります。作業時は必ず水道を止め、残留水を受けるバケツを用意してから始めます。

ホース自体に小さな亀裂がある場合も、新しいホースに交換することで対処可能です。ただし、ホースの規格(長さや口径)を間違えないよう、既存のものと同じ仕様のものを選ぶことが重要です。

原因がわからない水漏れは無理せず業者に相談

水漏れ箇所を一通り確認しても原因が特定できない場合は、自己判断での修理は避けるべきです。見えない部分で複数箇所から漏れている可能性もあり、素人判断では適切な対処が困難です。

特に使用年数が10年を超える洗濯機の場合、複数の部品が同時に劣化している可能性が高くなります。内閣府の調査によると、洗濯機の平均使用年数は約11年とされており、この時期を過ぎると様々な不具合が連鎖的に発生することがあります。

修理費用が2万円から3万円を超える見込みの場合は、新しい洗濯機への買い替えも視野に入れて検討することをお勧めします。最新機種は省エネ性能も向上しており、長期的に見れば経済的な選択となることもあります。

洗濯機本体から漏れている場合は必ず専門家へ

洗濯機本体内部からの水漏れは、専門知識と技術を持つプロに任せるべき領域です。給水バルブの故障や内部ホースの交換、電子部品の不具合などは、一般の方が対処するには危険が伴います。

本体を分解すると、高電圧部品やばね仕掛けの機構に触れる危険があります。また、誤った組み立てにより、さらなる故障や事故を引き起こす可能性もあります。メーカー保証が残っている場合は、自己修理により保証対象外となることもあるため注意が必要です。

特に電気系統に水がかかっている可能性がある場合は、感電や火災のリスクが高まります。洗濯機周辺に水たまりが広がっている状況では、まずブレーカーを落として安全を確保し、速やかに専門業者に連絡することが賢明です。

「かがわ水道職人」なら24時間365日すぐに駆けつけます

香川県内で洗濯機の給排水による水漏れトラブルにお困りの際は、地域密着型の水道修理専門業者「かがわ水道職人」にお任せください。水道局指定工事店として認定を受けている当社は、確かな技術力と豊富な経験で、あらゆる水回りのトラブルに対応いたします。

年中無休で受付を行っており、年末年始やお盆期間中でも変わらぬサービスを提供しています。お電話をいただければ、最短30分から1時間程度で現場に駆けつけ、迅速にトラブルを解決いたします。なお洗濯機本体のトラブルはメーカー等にご確認ください。

作業前には必ず詳細な見積もりをご提示し、お客様にご納得いただいてから作業を開始いたします。お支払い方法も現金、クレジットカード、銀行振込、QRコード決済、コンビニ支払いなど多様な選択肢をご用意しており、お客様のご都合に合わせてお選びいただけます。経験豊富な専門技術者が最新の技術と設備で適切な修理を行い、施工後の作業保証もしっかりと対応させていただきます。

洗濯機の水漏れは早期発見と適切な対処が被害を最小限に抑える鍵となります。本記事を参考に落ち着いて対応していただき、お困りの際はお気軽にご相談ください。

かがわ水道職人 0120-492-315

かがわ水道職人 0120-492-315