水のコラム
トイレの水を節水したい！家庭で役立つアイディア7つを紹介
トイレに流す水は、はじめから排水することを目的としているので、水道のキレイな水をそのまま使うにはもったいない、できれば節水したいと思う方もいることでしょう。
水道代が高い地域の方は、少しでも安くしたい節約ポイントです。そこで、トイレの節水に効果が期待できる、家庭で役立つアイディアを7つ紹介します。できそうなことから取り入れてみてください。
道具なしで、今すぐ簡単に自力でできるトイレの節水方法2つ
トイレの水を節約するにはさまざまな方法がある中で、道具や器具などを一切使わないで節約する方法を紹介します。
・2度流しを避ける
トイレを流すとき大を1回流すのが一般的ですが、はじめに小を使ってから大で流すなどのように2度流しをすると余分に水道代がかかります。大を2回使う場合でも同じで、できるだけ2度流しを避けるようにしましょう。1回あたりの水道代はわずかでも、毎回2度流しをして入ればその分かさんでいきます。
・お風呂の残り湯をトイレに流す
お風呂の残り湯を再利用している方は、トイレに流すことでトイレの節水に役立ちます。トイレは1回あたり8～10Lくらいは最低でも流した方が良いので、5L以上の大きめのバケツで1～2杯を目安に流すと良いでしょう。
トイレタンクに残り湯を入れる方法と、便器にそのまま流す方法がありますが、手軽なのは便器に直接流す方です。家にいる時間だけ残り湯を使うなら、便器に直接入れてしまう方がちゃんと流れたかどうかも確認できて良いでしょう。
節水グッズを使ったトイレの節水方法
・節水リング
節水リングは、大レバーで流れる水量を調節できるアイテムで、通常の大で流れる水の40％程度まで減らすことができます。ワンコイン程度で、ホームセンターなどで購入できるので、大で流す水量を減らしたい方は試してみると良いでしょう。
・トイレッコマ
トイレッコマも排水される量を調節するアイテムで、通常の大で流す水の約20％程度を節約することができます。トイレタンク内のくさりに繋ぐだけの簡単操作で利用できるので、少量の節水から試していきたい方におすすめです。
・水洗トイレ節水器ロスカット
水洗トイレ節水器ロスカットは、通常のトイレの排水量と水圧はそのままなのですが、タンクに水が貯まる際の止水栓のあそびを無くして余分な水の流出を防ぐアイテムです。トイレタンクに水が貯まるまで便器内にチョロチョロと出る無駄水をカットでき、普段の水道代の30％ほどを節約できます。購入する際は2,000円前後かかるものの、効果は半永久的、大手外食チェーンや有名ホテル、その他宿泊施設などでも採用されているほど実力があるアイテムです。
・ドルフィンセーブ
ドルフィンセーブはアメリカ・日本国内でも非常に多くの販売実績を誇るアイテムで、トイレタンク内に水が貯まるまでの余分な水の流出を防ぐことができます。トイレの便器に流れる水量を9段階も調整可能、無駄水の流出と排水量をコントロールできます。
・万能ロータンクボールタップ・スリムタップ
万能ロータンクポールタップ・スリムタップは、トイレタンク内に貯まる水量を調節できるアイテムで、タンク内の浮き球の位置を変更できるようになります。トイレタンク内の部品一式と交換するため、他のアイテムより少し大がかりな交換作業が必要になります。
節水トイレはどれくらい節水できる？メーカー別参考水量を紹介
近年ではタンクレストイレや節水トイレに人気が集まっていて、どのメーカーも10年前と比較すると全体の75％程度の節水が可能です。かなり排水量が少なくなるので詰まらないか心配の声もありますが、設置可能な条件が揃う建物の場合はかなり節水できる計算になります。
昔流行ったペットボトルをタンクに入れるのは古い
昭和のころは、トイレの節水といえばトイレのタンクに水を入れたペットボトルを入れるのが主流でした。しかし、タンクの中にはさまざまな部品が入っているので、ペットボトルとの接触で不具合を起こすことがあります。水が流れっぱなしになったり、下水管までしっかり流れなかったりする可能性があるでしょう。
また、節水を意識するあまり、数回分の排泄物をまとめて流すこともNGです。排水管が詰まることも考えられるので、できるだけ適切な流し方をするようにしましょう。トイレで流す水にはある程度の量が必要だということを理解して、節水は出来る範囲で、無理なく行うことをおすすめします。
トイレの水を節水なら水トラブルの専門業者に相談するのがおすすめ
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