水のコラム
お風呂の嫌な臭いはこれで解決！場所別の対処法
お風呂掃除をしているのに気になる臭いが消えない、という経験をされた方も多いのではないでしょうか。大なり小なり、お風呂ならではのカビ臭さや腐敗臭などが鼻につくことがあるかもしれません。今回はお風呂の臭いの原因箇所ごとに効果的な、掃除方法や臭いの予防方法をご紹介いたします。
排水口には重曹とクエン酸
どうしても避けることのできない汚れとして、髪の毛や皮脂・石けんカスなどがあります。排水口はそれらが一気に集まる場所なので、掃除を怠るとすぐにぬめりやつまりが発生し、きつい臭いも発生しかねません。そのような汚れを一挙に溶かして流すため、専用のパイプクリーナーであれば手軽に掃除ができます。ただ、あまりにもひどい状態であれば効果も減るので、こまめに行うことが大切です。
また、重曹とクエン酸が用意できる場合は、よりエコな方法で掃除できます。重曹とクエン酸を1対2で用意し、順に排水口へ振りかけます。そこへ50℃前後のお湯をコップ1杯分かけると泡立つので、1時間ほど放置して勢いよく水で流しましょう。洗い流す前に、歯ブラシなどで磨くとさらに細かいところまで汚れが落ちます。定期的に繰り返し行うことで、配管の奥の汚れも取れやすくなるので、ぜひお試しください。
下水の臭いは排水トラップが原因
臭いの中でもひときわ鼻につくのが下水の臭いではないでしょうか。特にユニットバスなどであれば、洗面台の下にある排水トラップ内で問題が起こると、こういった臭いが発生してしまいます。一定量の水が排水トラップには溜まっており、下水などの臭いや害虫などが配管を通って上がってこない役割を果たしています。
しかし、なんらかの理由で蒸発してしまったり、経年劣化や異物が原因で臭いがしてしまったりすることがあるのです。長期間、水を流していなかった場合は、一旦水を流すことで解決するでしょう。それ以外の原因が考えられる場合は早めに専門業者へ相談することをおすすめします。
換気扇の掃除は安全・丁寧に
湿度が高まるお風呂場の湿り気を一挙に排出させている換気扇には、カビが発生しやすくなるのは当然のことです。また、ファンが回り続けることで埃も集まりやすいです。これらをそのままにしておくと、お風呂場に回る空気がカビ臭さく感じたり、埃が落ちてきたりすることもあるでしょう。こまめに換気扇の化粧パネルに溜まる埃を取り除き、2～3ヶ月に1回は内部のシロッコファンの掃除をするのがおすすめです。
掃除の際は必ず事前に電源をオフにし、念のためブレーカーも落としましょう。これは、感電事故を防ぐためです。化粧パネルは取りはずせるものとはずせないものがあります。化粧パネルが取りはずせる場合は内部のシロッコファンもはずることが多いので、分解して中性洗剤や重曹でつけ置き洗いしましょう。水で流す前に歯ブラシなどで細部を擦り洗いしたら、しっかりと水で流します。
分解できない場合も、雑巾で乾拭きし、汚れがひどければ中性洗剤で拭き取り、後に水拭きと乾拭きを丁寧に行います。共通して気をつけなければならないのは、分解した部品を元に戻す際にしっかり乾いてから行う点です。感電や漏電事故が起きないように最後まで注意しましょう。
風呂釜には専用洗剤か酸素系漂白剤
風呂釜の掃除方法がわからないという方もいるのではないでしょうか。頻繁に掃除しなくても問題なさそうな風呂釜ですが、実は雑菌が繁殖しやすく、放置しておくと人体に大きな影響を与える可能性もあります。汚れが溜まるとドブ臭さや硫黄臭がしてくるので、こまめに掃除しなくてはなりません。
風呂釜には穴が1つのタイプと2つのタイプがあります。1つ穴のタイプの場合は、穴の5cmほど上まで浴槽にお湯を溜めて、酸素系漂白剤をお湯の中に混ぜます。その後、追い焚きをして2～3時間放置したら、再度追い焚きしてお湯を捨てましょう。最後に穴から配管にかけて50℃弱のシャワーでしっかり洗い流して完了です。
2つ穴タイプの場合は、先に下の穴に不要になったタオルを詰めて穴を塞ぎます。上の穴に酸素系漂白剤を入れたら、やかんなどを使って50℃弱のお湯を注ぎ、2時間弱放置しましょう。そして、タオルをはずして、同様に50℃弱のシャワーで上下両方の穴をしっかり洗い流したら完了です。
掃除をした後にお風呂で追い焚きをしてみて、臭いが変わらなかったり濁ったお湯が出たりする場合は、早急に専門業者へ相談してください。
お風呂のトラブルは水のサポート香川にご相談ください
水のサポート香川では、高松市、丸亀市、三豊市、観音寺市、木田郡など香川県全域で洗面所をはじめとした水周りのトラブルの解消に尽力しています。お客様からお電話一本でスタッフが現場に駆けつけ、原因に応じて適切に対応いたします。詰まりや水漏れ、あるいは悪臭などでお困りであれば、水回りトラブルの解消に長けている当社にご連絡ください。
