水のコラム
トイレの節水で水道代節約!ペットボトル以外の方法とは?
トイレの節水で、月々の水道代の節約を考えている方も多いでしょう。
DIY(自力)で手軽に行う方法はありますがリスクもあり、故障のようなトラブルにつながりかねません。
上手なトイレの節水にはどのような方法があるのか、比較も含めて解説します。
簡単な節水はタンクから便器の中へ流れる水量をコントロールする方法
トイレの節水で簡単なのは、タンクから便器へ流れる水を減らす方法です。
用を足した後水を流すとき、いつも大なら小にすることを意識しましょう。
尿は液体ですから、小で十分に流すことができます。また、大と小で流れる水量の差は、3Lといわれています。
1回なら水道料金もたいしたことはありませんが、家族が多く毎日使うとなれば、月々で考えると大量の水を使うことになります。
排便の音が恥ずかしくて用を足すとき、用を足した後の2回流す方もいますが止めたほうがいいでしょう。
小で流したとしても、複数回ならトータルで水量は多くなり無駄遣いにしかなりません。
テレワークのように在宅で仕事をする場合、家のトイレを使います。
これまで会社や外で用を足していた分、水道を使うことになるのです。
この場合、トイレ以外に自炊も必要になるため、家全体で自然と水の使用量が増えます。
節水を考えるなら、まずは日頃から排泄物に合わせて水量を調整してください。
ただし、節水だからと大便を小で流すのはつまりが起きるリスクが高まります。
その点も注意していれば、上手な節水ができるでしょう。
節水中なのに水道代が異常に高いなら水漏れが発生している可能性あり
節水をしているはずなのに、水道料金が高くなるケースもあります。
節水を実践してもうまくいかないと、途中であきらめないようチェックしてみてください。まず、夏と冬は自然と水道料金は高くなります。
夏はシャワー、プール遊び、冬は足し湯や追い焚きが増え、キッチンでもお湯になるまで水を出しっ放しにしなければなりません。
そのため、水道料金は高くなるのです。
ただ、極端に水道代金が上がったら、トイレを含めて水道管が破損している可能性があります。
まず確かめたいのは、水道メーターです。
水道を使っていないと、水道メーターはストップしています。
水道の蛇口を締めた状態でも水道メーターが回転し続けているなら、水漏れが発生している可能性があるのです。
この場合、トイレも含めて水回りの水道管をチェックしてみてください。
破損を見つけても状態がひどければ、早めにプロへ相談したほうがいいでしょう。
防水テープでヒビや割れ目を縛っても一時的に改善するだけで、再発する可能性が高いからです。
配管はホームセンターにも販売されているため、DIY(自力)に慣れている方なら同じものや互換性のある物と交換して対処できます。
ただ、慣れていない方が適当に行うと、メーカーも合っておらず新しい配管がきちんとはまらないといった失敗につながりかねないため注意が必要です。
ペットボトルを使った節水で部品や装置が破損する場合があります
DIY(自力)で行える節水として、ペットボトルを使った方法があります。
ただ、ペットボトルのような異物を使った方法はおすすめできません。
水を入れたペットボトルを沈めれば、水位は高くなります。
結果、タンク内に貯まる水を減らせますがトラブルも発生しやすくなるのです。
タンク内には、給水の調節や漏水防止、便器に水を流したり止めたりする装置や、レバーハンドルと装置につながる鎖もあるのです。
正常に機能すれば、タンクから正しく水は流れます。
ただ、ペットボトルのような異物を入れることで故障しやすくなるのです。
ペットボトルは浮力があるため頻繁に動き、他の装置に当たれば、動作不良や故障につながります。
また、ペットボトルで節水できても水流が減ると、便やティッシュを一気に流す力が弱まるのです。
結果、排水管のつまりにつながります。
何度も排水管が詰まると破損のリスクも高まるため、ペットボトルのような異物を入れた節水方法はおすすめできません。
水洗トイレ節水器ロスカットならメンテナンス不要で使い続けられます
トイレで節水を検討するなら、専用グッズを使用したほうが無難です。
たとえば、水洗トイレ節水器ロスカットがあります。
水洗トイレ節水器ロスカットは、水を流してもタンク内が空にならず30%以上残せるアイテムです。
タンク内の水量に変化はないため、水圧が減少することもありません。
装着していないときと同じように排泄物を流せます。
一度装着すれば半永久的に使えるため、メンテナンスも不要です。
ただし、レバー式以外のボタンで水を流すようになっているタイプや、タンクのないタイプなどでは使えません。
高い位置にタンクがあるトイレでも使えないため注意が必要です。
節水アイテムを使わないなら、タンク内にある浮き球を調整すると水量を減らしたり、増やしたりできます。
水が出る配管に水位調節リングが付いているタイプなら可能です。
リングを引き上げて左右に回せば水位を調節できるタンクもあります。
リングがなくても、水が出る配管と浮き球をつなげている棒を曲げることで数位を調整できるタンクもあります。
下げれば水位が低下し、上げれば高くなるという仕組みです。
トイレの説明書があれば読む、なければメーカーに問い合わせをしてみてください。
節約アイテムと比較すると、費用もかからならないため手軽です。
水のサポート香川なら、トイレに関するアドバイスができます
水のサポート香川は、丸亀市、坂出市、観音寺市、三豊市、東かがわ市、仲多度郡多度津町、まんのう町、琴平町で水量調節ができないなどトイレのトラブル解決の力になります。
家族がたくさんいて水道代が高ければ、悩むのも当然です。
トイレの水道だけでも節約したいなら、ペットボトルを使う前にご相談ください。
破損による水漏れなど、水周りトラブル全般に対応しています。