水のコラム

知らないと損!水道管が凍結により破裂したとき適用される保険とは?

2021年12月06日  水道管の凍結

とても寒い日の朝などに水道管が凍結していて水が出ないなんて経験はないでしょうか。水道管は寒い日には凍結しやすく、水の利用ができなくなるといったトラブルが発生します。

今回は、水道管の凍結はどのくらいの寒さから始まるのか、そして凍結防止の対策と凍結により破損してしまった場合の保険制度に関して詳しく解説していきます。

水道管の凍結は何度から起きる?

気温が低くなってきて意外と気を付けないといけないのが、「水道管の凍結トラブル」です。水道管の凍結条件を知っておくだけでも知らないよりかは事前に対策を行えるかもしれません。

では、水道管の凍結はいったいどのくらいの気温で始まるのでしょうか。一般的に水は氷点下4度を下回ると凍るといわれています。

つまり、水道管が凍結するのは外気温が氷点下4度以下になったときと考えておくとよいでしょう。

また、水道管が凍結すると同時に破裂する危険性も生まれます。そのようなことにならないように冬場には天気予報を確認して冷えそうな場合には対策をしておくことが大切です。

氷点下4度以下で凍結するといいましたが、状況によってはその気温に達していなくても凍結の恐れはありますので、気を抜かないようにしましょう。

冷たい風が直撃するような環境下の場合、想像以上に水道管が冷たくなり凍結する場合もあります。また、急な温度変化が起こり急激に冷えた場合にも凍結することがありますので、状況を見て適切に対応できるようにしましょう。

水道管の凍結を防止するには

水道管の凍結環境をご紹介しましたが、どうすれば凍結を防止できるのでしょうか。ここでは水道管の凍結を防ぐ方法について2点ご紹介します。

まず1つ目の方法は、「水道から少しだけ水を出しておくこと」です。水道管が凍るのは、気温が低くなり水道の使用頻度が減る夜間が多いのではないでしょうか。

そのため、キッチンや洗面台の蛇口を少しだけ開けたままにして、水の流れを作っておくことで凍結防止の効果があります。また、水ではなく温かいお湯を出しておくことはさらに有効でしょう。

しかし、一晩中蛇口を開けたままにすることに抵抗がある方もいるかもしれません。そのようなときには蛇口の下にバケツなどを置いておき、後ほどたまった水は洗濯などに再利用することをおすすめします。

この方法であればもったいないという心配もなく、凍結予防ができるのではないでしょうか。

続いて2つ目の凍結対策は「室内を暖めておくこと」です。先述の方法は洗面所の水道であればできますが、洗濯機やトイレの水を一晩中流し続けることはできません。

そのようなときにおすすめなのが、水道管を冷やさないことです。つまり、部屋をある程度の温度で維持することで凍結防止効果が期待できます。

気温が一気に下がるのは明け方だといわれています。そのため明け方に一度暖房のスイッチを入れに行く、もしくは寝る前にタイマーをセットしておけば解決できます。

誰でも簡単に凍結対策ができる方法として、水を流し続けることと、部屋を暖めることをご紹介しました。明日は冷えそうというときにはぜひ試してみてください。

水道管が破裂した場合に適用される保険

ここまでで水道管が凍結する環境と凍結を防止する方法をご紹介してきました。

しかし、万が一凍結して破裂してしまった場合にはどうなるのでしょうか。ここでは水道管の凍結により破裂してしまった場合の対処法についてご紹介します。

水道管が破裂していることを確認したらまず元栓を全閉しましょう。破裂した水道管では元栓を全閉しないと水が噴き出し続けることになります。

したがって、早急に元栓を完全に閉めましょう。基本的に水道管の元栓は水道メーターのボックス内にあり、指定の方向に回せば閉めることができます。

もしも積雪などで元栓の場所が分からなかったり、閉められない状況になっていたりしたら、水道管が破損している場所を布やテープで巻いて応急処置をしましょう。しっかりと巻いて固定することで水が噴き出るのを止められます。

応急処置が完了したらすぐに専門の水道管工事の業者に連絡して修理を依頼しましょう。水道管が凍結するような気温の日には他の場所でもトラブルが発生している可能性があります。

そのため、寒い日にはいち早く状態を確認して異常があればすぐに連絡できるようにしておくとよいでしょう。

また、保険会社によって異なりますが、「水道管凍結修理費用保険金」などと言った保険制度がある場合もあります。気温が低い地域のお住まいの方はこのような保険への加入も検討するとよいかもしれません。

まとめ

今回は水道管が凍結する条件と凍結を未然に防ぐための対策、万が一凍結して破裂してしまった場合の対処法についてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。

毎日必ず使用する水道だからこそ急に使用できなくなるととても大変です。冬の気温が低いには「凍結するかも」という心構えをして、対策をしておきましょう。

そして万が一のために保険に加入しておくのもいいかもしれません。

かがわ水道職人 0120-492-315

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