水のコラム

お湯を流した配管は凍りやすい!?正しい凍結予防法を覚えよう

2022年12月26日  水道管の凍結

配管の凍結対策の中には、正しい方法と間違った方法があります。そのひとつが、熱湯をかけることです。そのため、配管修理にお湯を使うのは避けた方がよいと考えている方もいらっしゃるでしょう。

しかし、正しいやり方で活用すれば、お湯も凍結修理に役立ちます。また、凍結する前に、適切な予防をすることも大切です。この記事は、配管に熱湯を使ってはならない理由と正しい改善・予防策を解説します。

お湯を流した配管は凍りやすい⁉

ときどき、寒い時期にお湯を流すと配管が凍ることがあります。これは、水道水に含まれる不純物が関係しています。この不純物は水が凍る温度を高める効果があるのですが、水の温度を上げると不純物が蒸発してしまいます。

これにより、水の氷点が下がり、凍りやすくなってしまうのです。また、冷たい配管にお湯、特に熱湯を直接流すと、別の深刻な問題も起こりやすくなります。

熱湯は配管の故障につながる
冷たい配管に熱湯をかけると、配管の温度が急上昇して熱膨張を起こします。熱膨張は、配管のひび割れや破損などを引き起こすため、非常に危険です。そのため、凍結修理においては間違った方法となります。

ときどき、配管が凍ったからとお湯を直接配管にかけたり、沸騰したての熱湯をかけたりする方がいますが、違うトラブルを招く原因になりかねません。絶対に避けましょう。お湯を使うときは、正しいやり方出かけるようにしてください。

配管をお湯で解凍するときは直接かけない

配管をお湯で解凍する際は、直接かけてはなりません。配管の故障を避けるには、温度変化によるダメージを最小限にする必要があります。具体的には、タオルを巻いて、温度をぬるめにすることです。

配管の解凍方法の中には、使い捨てカイロやドライヤーの温風を当てる方法もありますが、これらも基本は同じです。温かいものを使って解凍する際は、直接高温で刺激しないようにしましょう。

お湯を流さなくても大丈夫!配管の凍結予防策

配管を修理する際、お湯を流すなどの方法を取ります。簡単とはいえ、手間がかかる作業ばかりです。これらの作業は、事前に予防策を講じておけば、手間を軽減できます。配管の凍結を予防する方法をご紹介します。

水を少しずつ流し続ける
蛇口など、水量を調節できる設備でできる方法です。水がポタポタ流れる程度の量で蛇口などを開けておきます。夜寝る前などに行っておくとよいでしょう。

水は動きがあると凍りにくくなるため、少しでも水が通る状態を作れば、配管の凍結を予防できます。蛇口があるならどこでも使えるテクニックですが、トイレのように水量を使えない設備には使えないため、ご注意ください。

配管・給湯器の水抜きをする
水量を調節できない設備にも凍結対策をしたい場合は、水抜きをしましょう。水抜きは、水道の元栓を閉めた状態で蛇口などを開けておく方法です。凍結の原因である、配管内の水分を流しだす効果があります。

夜寝る前に水に帰しておき、朝に元栓を開ければいつも通り使えるようになります。主に寒い地域でよく活用されている方法です。

給湯器やお風呂の機能を利用する
給湯器やお風呂の機能の中には、凍結を予防する機能が搭載されているものがあります。給湯器やお風呂の凍結が心配なら、凍結予防機能を活用しましょう。

凍結予防機能がなくても、たとえばお風呂なら最低限の水位でお湯をはっておき、追い炊き機能を使うことで凍結を予防できます。電気代やガス代がかかってしまいますが、常に温かいお湯を共有するので、凍りにくくなります。

蛇口や配管を保温する
寒くなる前からできる方法としては、蛇口や配管を保温する方法も有効です。配管用の断熱材やタオルを巻く方法です。給湯器やガスメーターは、ビニール袋で包み段ボールの屋根を付けると凍結を予防できます。

断熱材などは、ホームセンターで販売されています。寒くなる前の時期から対策しておきましょう。

配管や蛇口についた水分はふき取る
凍結は配管や蛇口についた水分をもとに発生する故障です。発生原因である水分を取り除くことも、トラブルを避ける対策になります。凍結が心配される時期を迎えたら、こまめに水分を取り除くようにしましょう。

水道や給湯器の解凍方法

うっかり予防策を忘れたときは、正しい方法で解凍しましょう。水道や給湯器が凍結したときの修理方法をご説明します。

自然と溶けるまで放置する
一番簡単な方法です。配管や給湯器は、気温が上がれば解凍されます。急いでいないなら、気温が上がるまで待ちましょう。遅くともお昼ごろにはいつも通り使えるようになります。

給湯器はコンセントを抜かないで
給湯器の場合、コンセントを抜かないようにするのも有効な方法です。給湯器にはもともと凍結防止機能が搭載されているものがあります。お風呂の追い炊き機能も同じように使える機能です。

これらの機能は、電気が通っていないと使えません。給湯器の場合は、コンセントを抜かないようにするだけで、予防と改善ができると覚えておきましょう。

早く溶かしたいときは配管にタオルを巻いてからお湯をかける
配管が溶けるまで待っていられない場合は、タオルを巻いてからお湯をかけましょう。お湯の温度は、40~50℃ほどに調節してください。手で触っても厚くない程度が目安です。タオルを巻き、少しずつ様子を見ながらかけてください。

通常、直接かけると熱膨張による故障が起こることがありますが、タオルで保護したうえにぬるま湯をゆっくりかければ、故障の可能性を抑えられます。万が一故障しても、水漏れをタオルがある程度受け止めてくれるため、被害を最小限に抑えることが可能です。

お湯の用意が難しい場合は、使い捨てカイロをタオルに包んであてたり、ドライヤーの温風を少し離れたところから当てたりしてみましょう。これもお湯をかけたときと同じ効果が得られます。

住宅側なら中の温度を上げるのも有効
住宅内の配管が凍結している場合は、室内の温度を上げるのも有効です。温めたい配管のある部屋に、ヒーターなどを置き少し待ちましょう。洗面台のように配管が隠れている場合は、収納扉を開けるなど配管が温かい空気に当たるようにします。

部屋が十分温まったら、配管が溶けているか確認しましょう。蛇口などがあれば、少しだけ開けておいて、解凍されたら水が流れるようにしてくと、すぐにわかって便利です。

改善できないときはすぐに業者へ連絡する

これまで解説した予防法や改善法を試しても水やお湯が出ない場合、配管や給湯器が故障しているかもしれません。一度故障している箇所がないか、確認しましょう。配管の破裂など、水漏れが起こりそうな状態のときは止水栓や水の元栓を止めるなどの応急処置をしてください。

原因が分からない場合や、別のトラブルが発生していた場合は、すぐに業者へ連絡しましょう。修理や応急処置をしたなら、その旨も伝えた上で修理を依頼してください。

まとめ

配管が凍結した場合、お湯を間違った方法で使うとかえって状況を悪化させる原因になりかねません。お湯を使うときは、正しいやり方で使いましょう。また、凍結は予防できるトラブルです。あらかじめ予防策を講じておき、修理の手間をなくしておきましょう。

万が一凍結が発生したときは、熱湯を直接配管にかけず、タオルで保護した状態でぬるま湯をかけるようにします。配管の解凍はこのほかにもよい方法がたくさんあるので、やりやすい方法を採用しましょう。また、自分で修理しても直らなかった場合は、業者に修理を依頼しましょう。

水のサポート香川 0120-670-076

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