水のコラム

床下から水漏れが発生した際の対処法と修理費用の相場を解説

2026年07月30日 (更新日:2026年08月18日)   水漏れトラブル

床下から水漏れが発生している場合、給水管や排水管の破損や排水設備の老朽化、基礎部分からの雨水の流入など、複数の原因が考えられます。床上に水が見えていなくても、床下で水が広がっていると、木材の腐敗やカビ、害虫の発生につながるため注意が必要です。

この記事では、床下から水漏れが発生した際の対処法や修理費用の目安、修理の基本的な流れ、水漏れを放置するリスクや予防のポイントについて紹介します。

床下から水漏れが発生した際の対処法

床下から水漏れが発生した際は、最初に水を止め、被害の拡大を防ぐ対応を行いましょう。状況を確認しながら、無理のない範囲で応急処置を進めてください。

止水栓・元栓を閉める

床下で水漏れが疑われる場合は、まず住宅内の水の使用を止めます。蛇口やトイレ、洗濯機などを使用していない状態にしてから、水道メーターや元栓を確認しましょう。

給水管から水が漏れている場合は、元栓を閉めることで水漏れを抑えられる可能性があります。元栓は、戸建て住宅では敷地内の水道メーターボックス付近に設置されていることが一般的です。

ただし、止水栓や元栓が固くて動かない場合は、工具で無理に回さないようにしましょう。配管やバルブを破損させるおそれがあるためです。

水が漏れている箇所を特定する

元栓を閉めたら、つぎに水漏れしている箇所を確認します。床下点検口がある場合は、ライトを使用して配管周りや基礎部分に水が溜まっていないか確認してみてください。

ただし、床下は暗く、足場も安定していないことがあります。狭い床下へ無理に入ると、けがや配管の破損につながるおそれがあるため、点検口から見える範囲での確認にとどめておきましょう。

床に広がった水を拭いて乾燥させる

床上まで水が染み出している場合は、タオルや吸水シートで水分を拭き取り、濡れた家具や家電は安全な場所へ移動させましょう。

なお、コンセントや電源コードの周辺が濡れている場合は、直接触れないでください。安全な場所からブレーカーを切れる場合は電気を止める必要があります。

拭き取ったあとも床材や床下に水分が残っている場合は、窓を開ける、換気扇を回す、サーキュレーターを使用して乾燥させます。ただし、床下へ大量の送風を行うと、カビの胞子やニオイが室内へ広がる場合があります。

賃貸物件の場合は管理会社や大家に連絡する

賃貸物件で床下から水漏れが発生した場合は、応急処置を行ったあと、管理会社または大家へ連絡しましょう。自己判断で修理を進めると、費用負担や原状回復の扱いでトラブルになりかねません。連絡する際は、水漏れを発見した時刻、止水したかどうか、床や家財への被害状況を伝えておきましょう。

あわせて、写真や動画も残しておくと、管理会社や大家へ状況を共有しやすくなります。さらに、階下や隣室へ影響が出ている可能性がある場合は、その点も早めに伝える必要があります。

水道修理業者に相談する

床下の水漏れは、目視しにくい場所で起きるため、原因の特定が難しい場合があります。給水管・排水管・排水マス・基礎部分など、複数箇所を確認する必要があるため、水道修理業者へ相談してみてください。

なお、床下へ入る作業や配管の補修は、無理に自身で行わないでください。

床下から水漏れが発生した際の修理費用の相場

床下からの水漏れ修理にかかる作業料金は、原因や修理範囲によって異なります。かがわ水道職人では、その他の水トラブルに関する作業料金の目安として、以下のように記載しています。(令和8年6月時点)

  • 漏水調査など:作業料金8,800円~
  • 給水・給湯一部補修など:作業料金22,000円~
  • 給水工事など:別途お見積り
  • 管内カメラ調査など:作業料金22,000円~
  • 排水管・排水マス交換など:別途お見積り
  • 出張料金:3,300円/出張1回

なお、材料代や部品代、設備交換費が別途必要になると考えておきましょう。修理箇所の状況や設備環境によって費用が変動し、実際の金額は現地確認後のお見積もりで確定されます。

詳しい料金体系は、料金一覧ページをご確認ください。

床下の水漏れ修理の基本的な流れ

床下の水漏れ修理は、応急処置や現地調査、原因特定、見積もり、修理、再発防止の確認で進行することが一般的です。具体的な手順は以下の通りです。

  • 手順① 止水栓や元栓を閉め、水漏れの拡大を防ぐ
  • 手順② 床下点検口や水道メーターを確認し、水漏れの有無を調べる
  • 手順③ 給水管、排水管、排水マス、基礎部分などを確認する
  • 手順④ 水漏れ箇所と修理方法を確認し、見積もりを受け取る
  • 手順⑤ 了承後に、配管補修や部品交換などの作業へ進む
  • 手順⑥ 作業後に通水確認や排水確認を行い、水漏れが止まったか確認する

また、床下の水漏れは、配管の一部補修だけで済む場合もあれば、劣化が広範囲に及んでいる場合もあります。一方で、床下の木材や断熱材が濡れている場合は、乾燥や補修の対応も必要になります。

修理後は、水道メーターの動きや床下の湿気、異臭の有無も確認してみてください。

床下から水漏れが発生する原因

床下から水漏れが発生する原因は、給排水設備の不具合だけではありません。雨水や地下水、敷地の排水環境が関係していることもあります。

そのため、水の色やニオイ、発生するタイミングを確認すると、原因を絞り込みやすくなります。

給排水設備の老朽化やトラブル

床下を通る給水管や給湯管、排水管が老朽化すると、ひびや接続部の緩みから水漏れが発生することがあります。給水管からの水漏れは、水を使用していない時間にも続くことがあるため注意が必要です。

一方で、排水管の不具合は、水を流した時だけ床下へ漏れるケースも少なくありません。そのため、悪臭を伴う場合や排水時だけ床下が濡れる場合は、排水管側の不具合を疑いましょう。

コンクリート基礎の劣化による雨水の流入

床下の水漏れは配管だけでなく、コンクリート基礎の劣化によって起こる場合もあります。雨の日や大雨のあとだけ床下が濡れる場合は、雨水の流入を疑いましょう。

また、配管の修理だけでは解消しないケースもあるため、外壁のひびや地面から建物へ向かう水の流れも確認してみてください。

排水環境の悪い敷地条件

建物周辺の排水環境が悪いと、雨水が床下へ入り込みやすくなります。

敷地が周囲より低い、建物の周りに水が溜まりやすい、排水溝や排水マスがつまっている場合は特に注意が必要です。雨のあとに基礎周りへ水たまりができる場合は、排水経路を確認しておきましょう。

地盤トラブルによる地下水の噴出

まれに、地下水位の高さや周辺地盤の影響で、床下へ水が入り込むこともあります。周辺の地盤が低い、近くで造成や工事があったといった条件がある場合は、配管以外の原因も考えられます。

配管からの水漏れではないのに、晴れの日でも床下へ水が溜まる場合は注意が必要です。水道修理業者による配管調査で異常が見つからない時は、建築会社や地盤調査を扱う会社への相談も検討しましょう。

床下からの水漏れを放置するリスク

床下からの水漏れを放置すると、建物の見えない部分で被害が広がるおそれがあります。特に床下は湿気がこもりやすく、木材や断熱材が濡れたままだと劣化が進みやすくなります。

カビの発生

床下に水分が残ると、カビが発生しやすくなります。カビは湿度が高い場所で繁殖し、床下から室内へニオイが上がる場合もあります。

カビを放置すると、室内の空気環境にも影響する可能性があります。そのため、水漏れを止めたあとも乾燥と換気を行うことが欠かせません。

木材の腐敗

床下の木材が濡れたままになると腐敗が進み、土台や床組みが傷むと、床が沈む・きしむ・傾くといった症状につながることがあります。木材の腐敗が進むと、修理範囲が広がり、費用も高額になりやすいため、早めの対処が肝心です。

害虫の発生

床下の湿気が高い状態が続くと、シロアリや害虫が発生しやすくなり、建物の耐久性へ影響するおそれがあります。

床下から異臭がする、羽アリを見かける、木材が柔らかくなっている場合は、早めに点検を受けましょう。水漏れ修理とあわせて、害虫対策を検討する必要があります。

また、水漏れを止めるだけでなく、床下を乾燥させて湿気がこもらない状態にすることで害虫予防につながります。

関連記事:床の水漏れは危険がいっぱい?具体的なリスクを解説!

床下からの水漏れは火災保険の補償対象になる?

床下からの水漏れが火災保険の補償対象になるかどうかは、契約内容や水漏れの原因によって異なります。水濡れ補償は、給排水設備の事故や他人の戸室で生じた事故による水濡れ損害を補償するものです。

ただし、給排水設備自体に生じた損害は、補償対象外となることがあります。

補償対象になるケース

給水管が突然破損し、床や壁、家財に水濡れ損害が発生した場合は、火災保険の水濡れ補償の対象になる可能性があります。ただし、水濡れ補償の有無に加えて、建物のみ・家財のみ・建物と家財のどれを保険対象にしているかも確認しておきましょう。

被害が発生したら、保険会社へ連絡する前に片付けすぎないことも肝心です。あわせて、写真や動画で被害状況と水漏れ箇所を記録しておきましょう。

条件次第で補償対象になるケース

床下の水漏れが雨水の流入や台風、大雨に関係している場合は、水濡れ補償ではなく、水災補償の対象となるか確認が必要です。水災補償は、台風や集中豪雨による洪水などの水災で生じた建物損害を対象とします。

また、給排水設備そのものの修理費が補償されるかどうかは、特約の有無や事故原因によって異なります。水道管修理費用保険金などの特約がある場合に限り、対象になることもあります。

もし、判断が難しい場合は保険証券や契約者向けページを確認し、保険会社へ相談してみてください。

補償対象にならないケース

経年劣化による配管そのものの修理費や、長期間放置したことによる被害は、補償対象外になる場合があります。水濡れ補償でも、給排水設備自体に生じた損害は対象外とされるケースがあります。

また、故意や重大な過失による水漏れ、保険会社へ連絡する前に状況を確認できない状態にしてしまった場合なども補償を受けにくくなる可能性があります。水漏れを見つけたら、被害状況を記録したうえで、早めに保険会社へ連絡しておきましょう。

関連記事:床下の水漏れは火災保険は利用できる?補償されるケースと注意点

床下からの水漏れを予防するポイント

床下からの水漏れを完全に防ぐのは難しいものの、日頃の確認で早期発見につながる場合があります。水道代の変化や床下の湿気、異臭に気づいたら、早めに確認してみてください。

毎月の水道代を確認する

水道の使用量が急に増えた場合は、床下や壁内で水漏れしている可能性があります。生活習慣に変化がないのに水道代が増えている場合は、水道メーターを確認してみましょう。

住宅内の蛇口をすべて閉め、トイレや洗濯機も使用していない状態で水道メーターのパイロットが動いていれば、どこかで水漏れしている可能性も考えられます。なお、少量の水漏れは床上に現れにくく、気づくまでに時間がかかることがあります。

床下から湿気や異臭が発生していないかをチェックする

床下からカビ臭や湿ったニオイがする場合は、水漏れや湿気の滞留が疑われます。収納内・床付近・点検口周辺で異臭がないか確認してみてください。加えて、床が柔らかい、畳が湿っている、壁紙の下部が浮いているといった変化も、床下の水分が関係している場合があります。

点検口から見える範囲で水たまりや濡れ跡がある場合は、無理に床下へ入らず、水道修理業者へ相談しましょう。

床下からの水漏れはかがわ水道職人にお任せ

床下から水漏れが発生した場合は、給水管や排水管の破損、基礎からの雨水流入、排水環境の悪化など、複数の原因が考えられます。まずは止水栓や元栓を閉め、被害状況を記録し、水道修理業者へ相談してください。

かがわ水道職人では、香川県内で漏水調査や給水・給湯一部補修、排水管や排水マスのトラブルなど、水回りの対応が可能です。365日24時間、お問い合わせを受け付けております。現地で状況を確認したあと、作業内容とお見積もりを提示し、ご了承を得てから作業へ進みます。

水道代が急に増えた、床下から異臭がする、点検口から水たまりが見える場合は、無理に床下へ入らず、当社へご相談ください。

※本記事でご紹介している方法は、一般的な対処法の例です。
作業を行う際は、ご自身の状況や設備を確認のうえ、無理のない範囲で行ってください。
記事内容を参考に作業を行った結果生じた不具合やトラブルについては、当社では責任を負いかねます。
少しでも不安がある場合や、作業に自信がない場合は、無理をせず専門業者へ相談することをおすすめします。

かがわ水道職人 0120-492-315

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