賃貸に住んでいるけどお風呂の詰まりの時はどうしたらいい？

水のコラム

2021年02月07日お風呂のトラブル

一軒家の場合自分たちで建てた家ですので誰かに相談する必要はありませんが、賃貸に住んでいると借りているため自分で決めていいのか分からない場合もあるでしょう。
お風呂の排水口が詰まってしまい水が流れない場合、どのようにしたらいいのか分からない方もいるのではないでしょうか。

賃貸に住んでいる方の対応の仕方を始め、もし詰まった場合の対処方法についてなどお伝えしていきます。

賃貸の場合は一軒家の時と対応の仕方は変わる！

まったくお風呂で水が流れなくなってしまったという時には、賃貸の場合まず大家さんや管理会社へ相談です。
焦ってしまう気持ちから自分で業者を選んで電話したくなってしまいますが、実は賃貸は住宅のトラブルの時来てもらう業者と提携している場合が多いです。

賃貸の契約書を見ていくと、何かあった時や設備のトラブルの専用ダイヤルが載っていないでしょうか。
もし見つけられない場合、直接管理会社へ電話すると教えてくれたり管理会社から連絡をしてくれます。
夜中など営業時間外の場合は、アナウンスで緊急のトラブルの場合の電話番号はこちらというアナウンスが流れる場合もあるのでメモ用紙に記入をして電話してみましょう。

個人の大家さんの場合そういった提携している業者がなく、自分で電話して探し解決してほしいと言われる可能性もあります。
賃貸などで契約している業者は優良でしっかりとしたところが多いので、安心して任せられます。

はじめてのお風呂のトラブルでどこに頼んだらいいか分からず焦って探した業者の場合どんな人が来るか分からないため、提携している業者の方が安心して頼めるでしょう。

引っ越ししてきたばかりの場合は大家さんが負担になる

そんなに住んでから日数が経っていないのに、日ごろの汚れが蓄積されて詰まったというのはおかしい話です。
ある程度何年も住んでの場合は自分が原因かも・・・と思えますが、住んで間もないのに汚れが蓄積されていたとしたら前に住んでいた人の汚れです。

新しく自分に引き渡す際に、排水トラップの汚れまでしっかりと取っていなくて蓄積されていた可能性があります。
この場合ほとんどが大家さんのフランになりますので、自分でお金を払う必要はありません。

しかし勝手に業者を呼んで後から領収書を持っていっても受け付けてもらえない場合がほとんどですので、勝手に頼まずまずは大家さんや管理会社へ電話です。

連絡する前に自分でできる方法もある

お風呂の排水口が詰まり水たまりができてしまった時には、まず自分で対処できるかもしれませんので試してみましょう。

詰まっているものにもよりますが、固形物の場合は溶けないため洗剤系を使ってもどうにもなりませんが、普段の汚れだけであれば自分でなんとかできる可能性があります。
汚れの中でも、シャンプーなどの石鹸カス、髪の毛、皮脂や垢などであればなんとかなるかもしれません。
まずは試してみて、ダメなら大家さんか管理会社へ相談しましょう。

重曹をまず試してみよう

重曹とクエン酸を一緒に使って、これらの溶ける汚れをどうにかできる可能性がありますので、何とかしてみましょう。
どちらも身体に無害なものですし、安心して使えます。

手っ取り早くどうにかしたい時には、掃除用品が売られているコーナーに行きパイプユニッシュを使用するのもおすすめです。
科学の力で強力的に分解してくれますので、これまで溜まっていた汚れがきれいになり逆流していたお湯の流れもスムーズになる可能性が高いです。

詰まりを解消するのは大変なため予防をしておこう

毎月1回などと決めて水の流れが悪くなくても、重曹とクエン酸、もしくはパイプユニッシュなどできれいにしてあげるといいでしょう。
目に見えていないだけで、特に排水管は排水トラップになっていて構造も複雑にできているため汚れやすくなっています。
流れが悪いと感じたら使用するよりも、定期的にきれいにしてあげた方が詰まりで困る日はきません。

もし排水管が寿命などで劣化してしまうとトラブルは出てきますが、そうでなければ日ごろの予防でどうにかなります。
普段から排水口の上にヘアキャッチャーを置き、そこに髪の毛や大きな汚れが溜まるようにしておきましょう。